世の中はDXやAIに湧いている。
だが、最後に現場を納めるのは「人間の知恵」だ。
私は施工図屋。
最新のBIMソフトではなく、使い込んだAutoCAD LTと空間把握能力だけで、
数千人が関わるプロジェクトの「3次元のねじれ」を制圧する。
建築施工図歴29年。
私の仕事は、単に図面を描くことではありません。設計図と現場の間に横たわる「矛盾」を見つけ出し、職人が迷わずに作れる「解」を導き出すことです。
たとえツールが2D CAD(AutoCAD LT)であっても、頭の中に3Dが構築されていれば、BIM以上の精度で納まりを検証できます。
「見えないところこそ、隗(かい)より始めよ」。
誰も手を付けたがらない難所こそが、私の領分です。
Shibuya East Tower Redevelopment / 2016-2017
SOFTWARE USED:
AutoCAD LT 2006 (Windows XP)
vs. Latest 3D CAD/BIM Teams
「LT2006で、この3次元曲面を?」
地下2Fから地上7Fへ抜ける「アーバンコア」および低層階の捻れた外装カーテンウォール。
周囲が最新の3D CADを使用する中、(私は現在Archi CADも使います)当時はWindows XPのノートPCに入った2次元CADのみで立ち向かいました。
3次元座標を「点」として2D空間に落とし込み、独自の幾何学的アプローチ(UCS座標変換の応用)でBIMソフトすら算出できなかった「製作寸法」を解明。 弘法筆を選ばず。道具の性能ではなく、思考の解像度で不可能を可能にしたプロジェクトです。
FIG.01: Inner Steel Plan Layout
DWG. BY T.SHIBAMURAFIG.02: Detailed Section S=1/50
Keikyu Kamata St. Redevelopment
駅前複合施設の複雑な外装パネル割付および下地鉄骨の完全施工図化。
アルミパネル、ALC、鉄骨下地、躯体の取り合いを統合、外装下地図。
意匠性を損なわず、かつ施工合理性のある納まりを実現したプロジェクトです。
AIチャットとの対話から派生した技術的考察の記録。
Noteにて公開中の記事から、施工図エンジニアに読んでほしい4本を厳選。
施工図屋とAIの未来の話。単なる自動化ではない、プロフェッショナルとAIの共存関係についての対話記録。
建築はただの計算ではない理由。美学や施工性という曖昧な基準を「評価関数」として定義し、AIに最適解を出させる実験。
欧米の現場に「図面」がない理由とは。日本の現場が持つ特殊性と、世界標準とのギャップについての考察。
ペーパー空間と異尺度対応。便利なはずの機能がなぜ現場を混乱させるのか?実務者視点での徹底検証。
私が開発した「建築図面特化型 AutoCAD ツール」のアーカイブです。
取捨選択・試行錯誤の上に生まれ、厳選された特級呪具達、これらを安売りをするつもりはありません。
しかし、「市販のソフトでは手が届かない痒いところ」を、いかに解決するか。
その挙動(Before/After)を公開します。
それぞれの技術者・組織にはCAD運用のルールが存在し、これまで積み重ねてきた歴史があります。
それを捨てるべきではありません、それでも「これと同じものが欲しい」「ウチの仕様に合わせて開発してほしい」
それならば あなたのPCにチューニングが必要です。生産性という価値に重きを置くプロフェッショナルの方のみ、ご相談に応じます。
主要取引先・作図実績(順不同・敬称略 / 抜粋)
難易度の高い「特殊建築」の納まり検討を得意としています。
外部パートナーとして、貴社の設計・工務チームの一員となり、図面の整合性を担保します。